【卓球】全50種!表ソフトラバーの平均的な値段はどのくらい?

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用具レビュー・用具考察

1.はじめに

卓球ラバーにおいて、最も需要が高いのは「裏ソフトラバー」です。

よって、裏ソフトラバーは最も製品開発が活発で、結果としてラバー価格は上昇傾向にあります。

そして、「表ソフトラバー」についてもマーケット規模は小さいながらも商品開発が進み、ラバーの価格は上昇傾向にあります。

そこで、今回は表ソフトラバーにスポットライト当てて、各メーカーがどのくらいの価格帯でラバーを販売しているのかをご紹介しようと思います。

2.調査に当たっての留意点

(1)調査したメーカーについて

今回は、表ソフトラバーを販売している主要卓球メーカー10社について調査を行いました。

【国内メーカー】

  • バタフライ
  • ニッタク
  • ヴィクタス
  • ヤサカ
  • ミズノ
  • ダーカー

【海外メーカー】

  • TIBHAR(ティバー)
  • Andro(アンドロ)
  • Stiga(スティガ)
  • DONIC(ドニック)

2)価格について

調査に当たっては、各メーカーのHP及びデジタルカタログに掲載されている定価を使用していますので、実際に購入する場合は、定価から割引された価格で購入が可能です。

(3)一枚ラバーについて

表ソフトラバーには、「一枚ラバー」と呼ばれるスポンジがないラバーもあります。

同じ製品でもスポンジがないと性質がかなり異なってきます。メーカーによっては、別商品に分類して販売している場合もあります。従いまして、当記事では「一枚ラバー」については統一して別種類のラバーとしてカウントしていますのでご了承ください。

例:ドナックル(ニッタク)
・ドナックル
・ドナックル(OX:一枚ラバー)
 ※別のアイテムとみなして、2種類としてカウント

3.ハイテンションラバーについて

今回、ラバーの価格について記載するにあたり、ハイテンションラバーについて触れておく必要があります。

何故かというと、1997年にバタフライが業界初のハイテンションラバー「ブライス」を発売しました。「ブライス」は、当時のラバー価格としては非常に高い価格設定(5,000円税抜き)で販売し、そこから他社も追随し、テンション系ラバーが次々と発売されました。

その後、表ソフトラバーについても、ハイテンション系ラバーが登場してきたためラバーの全体の販売価格が大幅に上昇した背景があることをご認識ください。

ハイテンションラバーとは、ラバーを構成するゴム分子の間に、ゴムを緊張状態(テンションがかかった状態)にする特殊成分を混ぜて、ボールの弾性を高めたラバーの事をいいます。

4.国内・海外別の価格帯

それでは、国内メーカー及び海外メーカーの平均価格をご紹介します。なお、個人的にシェアが高い印象がある商品(一例)のリンクを参考までに貼っておきますので、割引になった実際の販売価格も必要に応じてご確認ください。

なお、ネットショップによっては、平然と定価を超える価格で販売しているショップや送料が過度に高額なショップもありますので、購入を検討する場合はご注意ください。

(1)国内メーカー

製品数:41種類
平均価格:4,324円

こんなに種類があったのかと正直驚きました。

バリエーションが豊富なのは、ニッタク・ヴィクタス・ヤサカの3社でした。

特に、ニッタク・ヴィクタスについは、他社と比べてテンション系の表ソフトに力を入れています。よって、全体として平均価格が高めになっています。

また、5,000円~6,000円未満の製品が最多の14アイテムと全体の34%を占めていました。

(2)海外メーカー

製品数:9種類
平均価格:5,641円

海外メーカーにおいては、全体で9アイテムと日本メーカーに比べて非常に少ないことが分かります。

しかも、国内メーカーの平均価格より、1,000円以上高い価格となっています。

理由としては、テンション系の商品がほとんどで、価格帯が高めになっているためです。6,000円以上の製品が最多の6アイテムと全体の67%を占めています。

5.平均価格(全体)

最後に、調査対象全体の平均価格です。

製品数:50種類
平均価格:4,561円

今回の調査では、4,000円以上~6,000円未満の価格帯で56%と最も多くの商品が発売されていることが分かりました。この価格帯のラバーは、テンション系ラバーが大多数を占めています。

表ソフトラバーにおいても、テンション系のラバーの需要が高いことが推察されます。

6.まとめ

最後に、アイテム数が多いメーカー順に並べた表を掲載します。

表ソフトラバーに関しては、圧倒的に国内メーカーのアイテム数が多いことが分かります。これは、他国に比べて日本人の市民プレーヤーの需要が高いことを示していと考えられます。

もし、初めて表ソフトラバーの購入を検討する場合は、国内メーカーの方が商品のバリエーションも多く、価格帯も幅広いので、個人的には国内メーカーがおすすめです。

今回は、表ソフトラバーの平均価格について、みなさまにも共有できればと考えて掲載いたしました。

なお、裏ソフトラバーの調査結果については、以下の記事になりますので、気になる方は是非ご覧ください。

以上となります。みなさまの参考になれば幸いです。

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