【卓球】中高年の方への粘着ラバーを勧める3つの理由

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用具レビュー・用具考察

1.はじめに

私は、中国式ペンの両面に『粘着ラバー』を貼るほどのヘビーユーザーです。

20歳代まではグルーをたっぷり塗った高弾性ラバーやハイテンションラバーなどの『弾む用具』を使用して、とにかく打ちまくってスピードで勝負していくタイプでした。

しかし、色々自分のやりたいプレーを熟考していった結果、約20年前から粘着ラバーを少しずつ試すようになりました。

そして、5年前にはメインラケットには粘着ラバーしか使わなくなりました。

2.なぜ『粘着ラバー』を使い始めたか?

(1)ツッツキ、ストップが安定する。

粘着ラバーは、ツッツキやストップが非常に安定します。

ハイテンションラバーのように弾まないので、ストップは安定して止まりますし、ツッツキで強めにインパクトしても台の中に納まる安心感があります。

(2)前陣におけるドライブが安定する。

ドライブ攻撃においても、ハイテンションラバーのように弾まないので、台の中にしっかり納まる安心感があります。

私の場合、ハイテンションラバーを使用すると、中陣・後陣からのドライブはドライブ軌道の頂点をイメージどおりに作ることができるのですが、前陣でフルスイングするとどうしてもオーバーミスが増えてしまい、台の近くでは『コントロールが難しいな』と感じることがありました。

(3)相手が嫌がる球質のボールが打てる。

一言でいうと「相手が嫌がる」ボールが打てます。

人によって感じ方が違うので一概に言えませんが、ハイテンションラバーで打ったボールと球質が違うので、相手のリズムを崩すことができます。

【ポイント】以上のようなプレーが可能になるので、中高年の方に粘着ラバーを使うことをお勧めしています。

3.なぜ中高年の方に粘着ラバーがお勧めなのか?

40歳を過ぎると筋力は低下し、全盛期のフットワークを続けることは難しくなっていきますが、粘着ラバーを取り入れることにより、動き回るプレーが難しくなっても、粘着ラバーの特徴を駆使することにより年齢を重ねても勝利を目指せるプレーの追求ができると考えています。

(1)球速が遅くなる。

粘着ラバーを使用する場合、球速は落ちラリーが少し遅くなります。

デメリットのように思えるかもしれませんが、卓球はチャンスボールを一発で打ち抜くシーンは、プレー全体のごく一部です。

打球後にしっかりと戻る時間的余裕を生み出すことが、中高年が目指すべきプレーにとって重要だと考えます。

【ポイント】自分のプレーに時間的余裕が生まれる!

(2)ボールの回転量が見た目以上に増す。

粘着ラバーの最大の特徴が『回転量』です。

同じスイングでも粘着ラバーで打った方が、回転量が多いボールが打てます。

ここで大事なのは、粘着ラバーで打球したボールは、見た目で判断する回転量より、少し回転量が多いボールが打てる。結果として、相手のミスを誘えるということになります。

【ポイント】エースボールでなくても、ネットミスやオーバーミス誘える

(3)独特の球質が打てる

(1)(2)で述べたとおり同じフォームで打ったとしても、通常のハイテンションラバーや高弾性ラバーで打ったボールより「球速が遅い」「回転量が多い」等の理由によりボールが描く軌道も異なってきます。

つまり、相手が粘着ラバーに不慣れな場合は、独特の球質を駆使して、スピードだけに頼らない自分の世界に引っ張り込んで試合ができます。

【ポイント】何気ないプレーでポイントを稼ぐ『大人の卓球』を目指しましょう!

4.おすすめの粘着ラバー『アポロ5(銀河)』

私がおすすめする「アポロ5(銀河)」は、約5年前から中国ラバーを扱うショップ(ワールドラバーマーケット)で、紹介されているラバーです。

「アポロ5(銀河)」は、私が求める粘着ラバー特有の性質をしっかりと備えていたので、メインラケットのフォア面で使い続けています。

(1)サーブを強くインパクトしても安心

「アポロ5(銀河)」は、粘着ラバーの中でも「回転」に特化したラバーなので、見た目以上に回転がかかり、強くインパクトしても飛びすぎずにコントロールしやすいです。

特に、下回転サーブについては、私が理想とする「地を這うような」鋭く低い弾道のサーブが打てるようになりました。

(2)ツッツキでも得点が狙える

他の粘着ラバーと比べても、最高峰と言えるほど回転がかかるので、ツッツキにおいてもネットミスを誘えるほど鋭いツッツキが打てます。

(3)ドライブ攻撃が安定する

メリットばかり書きましたが、このラバーはびっくりするくらい弾みません。

知り合いのハイテンションラバー「ディグニクス(バタフライ)」を借りて、玉突きしてみてどのくらい違うか比較してみましたが、半分くらいしか弾みませんでした・・・

ですが、この特徴が前陣でフルスイングのドライブを打っても、回転量の多いボールが相手のコートに納まる安心感に繋がるのです。

ちなみに「アポロ5(銀河)」で、中陣・後陣でドライブを打つ場合は、擦る打ち方では飛距離が出ないため、「ボールを潰すくらい強く・厚めにインパクト」すると、結構良い球が打てます。(慣れが必要です・・・)

5.まとめ

思い返してみると、ハイテンションラバーを使っていたころは、速い球が打てるのですが、返球されるボールも速くなるため、ラリー展開が自分の能力を超えている感じで、すごく慌ただしい余裕のないプレーをしていたのだと思います。

私の場合は「アポロ5(銀河)」が非常に相性が良かったので台上やサーブの質を上げることができ安定した試合運びが出来るようになりました。

個人的には、「アポロ5(銀河)」をおすすめします。
他にも弾みを工夫したラバーも多数発売されているので、お試しになってはいかがでしょうか?

以上、参考となれば嬉しいです。


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