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【卓球】予想外のメーカーが最高額!海外メーカー製・裏ソフトラバーの平均価格を徹底調査【2026年版】

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アイキャッチ画像 卓球ラバー 海外メーカー製裏ソフトラバーの平均価格を徹底調査 用具レビュー・用具考察
【著者の略歴】

卓球歴: 40年以上(ベテランの視点から執筆)
戦型: 中国式ペン攻撃型(裏面打法を探求中)
運営者: 修士(物理化学)の経歴を持つ「卓球Lab」管理人。
ミッション: 用具の特性や技術のコツを独自の視点で言語化し、卓球の奥深さを伝える情報を発信しています。
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1.はじめに

卓球ラバーを選ぶ際は、性能だけでなく価格も重要な判断材料ではないでしょうか。

予算は人それぞれですが、各メーカーがどのくらいの価格帯でラバーを販売しているのかを知っておくと、自分に合った用具を選びやすくなります。

そこで今回は、日本で購入できる国外の主要卓球メーカー6社を対象に、裏ソフトラバーの平均価格や価格帯を調査しました。

さらに2024年との価格変動率も比較し、各メーカーの価格動向について分析しています。

調査してみると、平均価格が最も高かったのは個人的にも予想外のメーカーでした。

海外メーカーのラバー価格の傾向を知りたい方や、購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

なお、国内メーカー編については、以下のページで確認できますので、合わせてご覧ください。

2.調査に当たっての留意点

(1)調査対象のメーカー

今回は、日本国内で正規に購入できる以下の海外メーカー6社を対象に調査を行いました。

  • XIOM(エクシオン)
  • andro(アンドロ)
  • TIBHAR(ティバー)
  • DONIC(ドニック)
  • STIGA(スティガ)
  • JOOLA(ヨーラ)
    ※紅双喜(DHS)は、ニッタクが日本総代理店を務めているため、本記事では国内メーカーとして分類し、調査対象から除外しています。

(2)価格について

価格は、各メーカーの公式ホームページおよびデジタルカタログに掲載されているメーカー希望小売価格(税込)を基に集計しています。そのため、実際の販売価格は、ショップごとの割引によって異なります。

なお、本記事は各メーカーが公開している情報を基に個人で集計したものであり、内容には細かな誤りが含まれる可能性があります。あらかじめご了承ください。
※2026年6月末現在のデータを使用しています。

3.ラバー価格の変遷について

現在の卓球ラバーは、1990年代まで主流だった「高弾性ラバー」と比べて価格が大きく上昇しています。

その大きな転機となったのが、1997年にバタフライが発売した業界初のハイテンションラバー「ブライス」です。当時としては5,000円(税抜)という高価格でしたが、従来のラバーを大きく上回る性能が高く評価され、多くのメーカーがテンション系ラバーの開発に参入しました。

その後もバタフライは、2008年の「テナジー」、2019年の「ディグニクス」、2025年の「ザイア」と次々に高性能ラバーを発売し、そのたびにトップモデルの価格帯も引き上げられてきました。

現在では、日本メーカーではバタフライやニッタクが1万円を超えるラバーを販売しています。一方、海外メーカーでも高価格帯ラバーの投入が進み、各メーカーの価格帯にも大きな違いが見られるようになりました。

それでは実際に、海外メーカーごとの平均価格や価格帯を見ていきましょう。

バタフライ高性能ラバーの価格推移(ブライス・テナジー・ディグニクス・ザイア)

【豆知識】
ハイテンションラバーとは、ゴムをあらかじめ高い張力(テンション)がかかった状態にすることで、高い反発力とスピード性能を実現したラバーです。

4.メーカー別の価格帯

ここからは、平均価格が低いメーカーから順番にご紹介します。

各メーカーの主力商品(一例)のリンクも掲載していますので、実際の販売価格を確認したい方は参考にしてください。
なお、ネットショップによっては定価を上回る価格で販売していたり、送料が高額に設定されていたりする場合があります。購入前には販売価格や送料をよくご確認ください。

(1)XIOM(エクシオン)

まずは、韓国の卓球メーカー「XIOM(エクシオン)」です。コストパフォーマンスに優れた「ヴェガシリーズ」で広く知られており、一度は使用したことがある方も多いのではないでしょうか。

製品数:39種類
平均価格:6,928円

2024年:7,217円 → 2026年:6,928円(-4.0%)

XIOM(エクシオン)の裏ソフトラバー価格帯分布と平均価格(2026年版)

5,500円~7,000円未満の価格帯が最も多く、全体の38.5%を占めました。

一方で、2024年と比較すると平均価格は4.0%低下しており、今回調査した海外メーカー6社の中では最も平均価格が低いメーカーとなりました。

ヴェガシリーズの高いコストパフォーマンスに加え、「オメガシリーズ」や「ジキル&ハイドシリーズ」といった高性能ラバーまで幅広く展開していることが、XIOMの特徴です。

現在のフラッグシップモデルは、粘着ラバー「ジキル&ハイド C52.5(11,000円)」と言えるでしょう。

(2)TIBHAR(ティバー)

続いてご紹介するのは、ドイツの卓球メーカー「TIBHAR(ティバー)」です。2023年末に日本国内での販売体制が一新され、近年は国内でも存在感を高めています。

契約選手の中でも特に注目されているのが、フランス代表のアレックス・ルブラン選手とフェリックス・ルブラン選手の兄弟です。特に弟のフェリックス・ルブラン選手は、世界トップクラスで活躍する数少ないペンホルダー選手として知られ、使用用具にも高い注目が集まっています。

製品数:22種類
平均価格:7,235円

2024年:6,881円 → 2026年:7,235円(+5.1%)

TIBHAR(ティバー)の裏ソフトラバー価格帯分布と平均価格(2026年版)

7,000円~8,500円未満の価格帯が最も多く、全体の63.6%(14種類)を占めました。ラインアップが充実している「エボリューションシリーズ」(7,260~7,810円)が、平均価格に大きく影響しています。

現在のティバーを代表するラバーは「ハイブリッドシリーズ」です。中でも「ハイブリッドK3(8,910円)」は人気が高く、ルブラン兄弟も使用しています。

(3)andro(アンドロ)

続きまして、ドイツの「andro(アンドロ)」です。ラバーでは何といっても「ラザンターシリーズ」が有名で、日本でも高い人気があります。国内でも愛用者が多い印象です。

製品数:20種類
平均価格:7,420円

2024年:6,618円 → 2026年:7,420円(+12.1%)

andro(アンドロ)の裏ソフトラバー20種類の価格帯分布。5,500~7,000円未満と7,000~8,500円未満がそれぞれ30%で最も多い。

価格帯を見ると、5,500円~7,000円未満と7,000円~8,500円未満が、それぞれ30%(各6種類)で最も多くなっています。平均価格は7,420円で、海外メーカー全体の平均価格(7,555円)とほぼ同水準でした。そのため、アンドロは海外メーカーの中では平均的な価格帯のメーカーと言えるでしょう。

主力商品の「ラザンターシリーズ」(8,360円)や最新の「NUZN(ニューゾーン)シリーズ」(9,350円~11,000円)は高価格帯ですが、「ヘキサーシリーズ」や「GTTシリーズ」など、リーズナブルで扱いやすいテンション系ラバーも充実しています。幅広い価格帯の製品がそろっているため、初心者から上級者まで選びやすいメーカーと言えるでしょう。

また、バック面のラバーをアンチラバーへ変更して一気にブレークしたドイツのヴィンター選手は、強力無比なフォアハンドで「NUZN 55」を使用しています。

(4)STIGA(スティガ)

続きまして、ヨーロッパを代表するスウェーデンの名門メーカー「STIGA(スティガ)」です。ラケットでは中国選手が使用していた時代もあり、日本でも高い知名度があります。スウェーデン男子チームのエースであるトルルス・モーレゴード選手(2025年 WTTヨーロッパスマッシュ優勝)も、スティガの契約選手です。

製品数:31種類
平均価格:7,530円

2024年:6,258円 → 2026年:7,530円(+20.3%)

STIGA(スティガ)の裏ソフトラバー31種類の価格帯分布。8,500~10,000円未満が32.3%で最も多く、高価格帯の製品が目立つ。

価格帯を見ると、8,500円~10,000円未満が32.3%(10種類)で最も多くなっています。平均価格は7,530円と海外メーカー全体の平均価格(7,555円)とほぼ同水準ですが、2026年発売のテンション系ラバー「HELIX PLATINUMシリーズ」が11,880円という高価格帯で展開されていることが、平均価格を押し上げている要因と考えられます。

契約選手であるトルルス・モーレゴード選手(スウェーデン)は、「HELIX PLATINUMシリーズ」の「HELIX PLATINUM XH」を使用しています。

(5)DONIC(ドニック)

続きまして、ドイツの「DONIC(ドニック)」です。ドニックは、中国のスーパースターとして活躍した張継科選手の契約メーカーとしても知られています。私の周辺ではドニックのラバーを使っている方を残念ながら見たことがなく、日本では流通量が比較的少ないメーカーという印象があります。

製品数:32種類
平均価格:7,996円

2024年:6,557円 → 2026年:7,996円(+21.9%)

DONIC(ドニック)の裏ソフトラバー32種類の価格帯分布。7,000~8,500円未満が68.8%を占め、価格帯が集中している。

7,000円~8,500円未満の価格帯が68.8%(22種類)で最も多く、価格帯がこのレンジに集中しています。ドニックの主力ラバーである「ブルーシリーズ」の多くが7,000円台で販売されていることが、その要因と考えられます。

ドニックの主力商品は「ブルーシリーズ」です。中でも粘着テンションラバーの「ブルーグリップ J1」(8,800円)は、卓球王国別冊『卓球グッズ2026』でも大きく取り上げられており、同社が性能に自信を持つフラッグシップラバーの一つと言えるでしょう。

なお、「ブルーグリップJ」シリーズの「J」は、張継科(Zhang Jike)選手のイニシャルに由来しています。

(6)JOOLA(ヨーラ)

ラストは、ドイツの「JOOLA(ヨーラ)」です。ヨーラは、世界トップクラスのパワフルな打球を武器とするブラジルのウーゴ・カルデラノ選手と契約していることで知られています。

平均価格は8,549円で、日本国内メーカー・海外メーカーを通じて最も高い結果となりました。

製品数:21種類
平均価格:8,549円

※ヨーラについては、2024年は価格調査を行っていないため、価格比較は実施していません。

JOOLA(ヨーラ)の裏ソフトラバー21種類の価格帯分布。10,000円以上が38.1%で最も多く、高価格帯の製品が充実している。

10,000円以上の価格帯が38.1%(8種類)で最も多く、高価格帯の製品が数多くラインアップされています。

ヨーラはビギナー向けのラバーも展開していますが、高価格帯のハイテンションラバーのラインアップが豊富です。その結果、国内・海外メーカーを通じて平均価格が最も高く、2位のバタフライ(8,054円)を約500円上回る結果となりました。

カルデラノ選手の強力なフォアハンドを支えているのは、「トリニティ ウーゴ カルデラノ ダイナミック」(12,100円)です。

また、ヨーラは粘着ラバーも展開しており、「ゴールデンタンゴ」シリーズは日本でも根強い人気があります。

5.平均価格(全体)

最後に、調査対象全体の平均価格です。

製品数:165種類
平均価格:7,555円

2024年:6,760円 → 2026年:7,555円(+11.8%)
※2026年はヨーラを含んでいます。ご了承ください。

海外メーカー裏ソフトラバーの価格帯分布(2026年調査)

今回の調査では、7,000円~8,500円未満の価格帯が38.8%と最も多く、海外メーカーの主力価格帯であることが分かりました。この価格帯には、高性能なテンション系ラバーが数多くラインアップされています。

個人的な印象としては、各メーカーのフラッグシップモデルは10,000円前後に価格設定されており、それに近い性能を持つ高性能ラバーが8,500円~10,000円未満の価格帯で展開されています。

7,000円以上~8,500円未満の価格帯には、中級者から上級者向けの高性能ラバーが数多くラインアップされています。

ちなみに今回の調査対象で最も高額だったのは、「ダイナライズ インフェルノ(ヨーラ)」12,650円でした。ここまで高価格になると、気軽に試すのは難しいと感じる方も多いでしょう。

6.まとめ

みなさまが普段使っているラバーは、平均価格と比較してどのくらいだったでしょうか?

これまでの結果を下表のとおりまとめましたので参考程度にご覧ください。

卓球ラバー 海外メーカー6社の裏ソフトラバー平均価格・価格帯一覧(2026年版)

冒頭でも触れましたが、表示価格はあくまで定価ですので、実際の店舗やネットで購入する際は、割引価格で購入が可能です。

2024年と比較した価格の変動状況をまとめると、以下のようになりました。

卓球ラバー 海外メーカー6社の裏ソフトラバー平均価格の変動率(2024年比較)

ここで、国内メーカーと、海外メーカーの平均価格を比較してみましょう。

国内メーカー:6,286円

海外メーカー:7,555円

海外メーカーの方が、1,000円以上平均価格が高いのです。

理由としてまず考えられるのは、海外メーカーのラバーは、ほとんどがテンション系ラバーであるため、平均価格が高くなることです(ごく一部の初心者向けラバーを除く)。
一方、国内メーカーは「マークファイブ(ヤサカ)」を代表とする高弾性ラバーの人気が根強く、比較的リーズナブルなラバーも一定数販売されているため、平均価格が抑えられていると考えられます。

今回は、海外メーカー各社の裏ソフトラバーの平均価格や価格帯の特徴について調査結果をまとめました。ラバー選びや予算の目安として、少しでも参考になれば幸いです。国内メーカーの調査結果についても別記事で紹介していますので、興味のある方はぜひご覧ください。

以上となります。みなさまの参考になれば幸いです。

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