裏面打法用のラバーとして『ロゼナ』(バタフライ社)を紹介します。
卓球通の方からすると「今更?」と思われるかもしれません。
ですが、これまで数多くの裏面打法用のラバーを試した中で、改めて良い思えるラバーなので、裏面使いのプレーヤーとして良さを伝えたいと思います。
1.見た目の感想等
●パッケージ
●私は、ラケットの重心をグリップ寄りにしたいので、裏面のラバーは全面に貼ります。
●バタフライのラバーの表面は、ザラザラ感があって高級感があります。
2.おすすめポイント(ロゼナ)
(1)打球時の安心感
下回転に対する裏面ドライブが安定して打てます。
裏面ドライブを打つと、しっかりと回転がかかり、イメージどおりの奇麗な高い弧線を描いて、ギュンと飛んでいくイメージです。
しかも、そのような質の高いボールを連続して打てるのです。
(2)打ち損じをカバーしてくれる。
多少ラケットの芯から多少外れても、ボールをしっかり捉えて、イメージどおりのボールが打てる感じです。
当たり前ですが、打ち損じのボールは棒球になったり、回転量が足りずにオーバーミスするものですが、少し打ち損じても質の高いボールが打てるので、自信を持ってスイングできます。
裏面打法はフォアハンドと比べると、打球ポイントが狭いのでごまかしが効きません。
その結果、フォアハンドよりもミスを恐れる傾向が強くなると思います。
こういったことから、バックハンドで使用するラバーには、『打球時の安心感』が、特に重要だと言えます。
(3)価格がリーズナブル
ラバー価格が高騰しているなか、この品質で3,000円台はなかなか良いと感じます。
3.注意点(初心者の方へ)
(1)裏面打法初心者の方へ
良く弾むラバーのため、裏面打法でしっかりとボールを『擦る』、『捉える』といった感覚が身についていないと特に良く弾む『特厚』はおススメしません。まずは、ラバー厚さ『中』か『厚』が良いと思います。
(2)球質が素直
非常に良いラバーで、質の高いボールが打てますが、個人的には球質が素直な印象があります。
別の言い方をすると、相手に「嫌な球質でとりにくいなー」と思わせることは出来ません。
自分が打ちやすい分、相手も対応しやすいと思います。
4.まとめ
非常に高品質のラバーなので、まず失敗はないラバーだと思います。
一度試してみても良いラバーだと思います。
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