1.はじめに
今回は、卓球用具のネットショップWRM(ワールドラバーマーケット)(以下WRM)で新発売の「木星5超極薄(銀河)」(以下:木星5)レビューをお送りします。
WRMは、極薄系の中国ラバーを数多く発売しています。私は、極薄系のラバーは、軽量でレシーブがしやすく裏面打法には向いていると考えています。
個人的には「木星5」は、極薄系ラバー5種類目の試打になります。レビューについては、卓球仲間と練習試合(8試合)をした上での評価になります。
今回のレビューは、裏面打法用のラバーとして使用しました。あくまで、個人的見解になりますので参考程度にご覧ください。
2.「木星5超極薄(銀河)」のラバー重量
比較表からも分かるとおり、最軽量のラバーです。(※ラバーには、個体差があります。)
この結果は、ラケットを軽量化したいプレーヤーには嬉しい結果と言えます。
ラケット:アウォードオフェンシブ(TSP) 83g
ラバー(フォア面)アポロ5 2.2mm(銀河) 43g
ラバー(バック面)木星5超極薄(銀河) 30g
総重量:156g
3.『木星5超極薄(銀河)』の使用感
使用感については、現在使用している『アポロ5超極薄』(以下:アポロ5)と時折比較しながらお伝えします。
(1)ボールが食い込む
極薄ラバーにかかわらず、ボールが食い込むのでドライブが打てます。好みによりますが、ボールが食い込む分ドライブの球質が素直になるので、アポロ5にあるような嫌らしさはなくっています。
スポンジが薄いので当然ですが、ドライブは遅いです。
(2)回転量は文句なし
粘着極薄ラバー全般に言えますが、とにかく回転が良くかかります。裏面打法用にラバーを貼っているので、実戦ではサーブやツッツキはしませんが、しっかり回転量のあるサーブ・ツッツキが打てました。
(3)裏面打法ドライブにも適しているが・・・
前述のとおりラバーが非常に軽量なので、ラケット重量が抑えられているので裏面打法が打ちやすく感じました。ラバーにボールが食い込むので裏面ドライブも安定して打てました。
ただし、前述のとおりドライブが素直な球質になるためか、アポロ5使用時に比べると、裏面ドライブを打った際に対戦相手に楽に対応されていたように感じました。
(4)フラット打ちは球速が遅い
私の場合、バックサイドに浮いたボールは裏面でフラット打ちを多用します。木星5は、ボールが食い込むためフラットに打ったボールが非常に遅く、対戦相手に脅威を与えることができませんでした。アポロ5の場合は、比較的フラット打ちで球速も速く、ナックル気味の球質が出せるので優位に立てる感じです。
4.まとめ
木星5は、非常に軽量で裏面ドライブが安定するので、初めて裏面打法に挑戦する場合はおすすめのラバーと言えます。
アポロ5は、木星5より扱いは難しくなります。裏面打法を実戦で使えるようになり、相手が嫌がるような球質を求めるようになればアポロ5に移行するのもアリだと思います。
以上となります。みなさまの参考になれば幸いです。
※現時点で、最もおすすめしている裏面打法用の極薄ラバーも別記事で紹介していますので、興味のある方はご覧ください。
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