【卓球】試合に影響を及ぼす5つの外的要因とは?

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卓球その他

1.はじめに

みなさんは、試合などで自分のイメージどおりのプレーが出来ていない場合、原因としてどのようなことを思い浮かべますか?

  • メンタル面(緊張しすぎで力みすぎ等)
  • 技術面(相手の球質に対応できていない等)
  • 体調面(寝不足で体が重い等)

などが挙げられるでしょうか?

ですが、自分自身には全く問題がなくても、その他の外的な要因があることを認識しておくと、調子が上がらない際に行う自己分析の手助けになります。

という訳で、今回はプレーに影響を及ぼす一般的な外的要因を5つに絞って紹介しますので、再認識していきましょう。

2.主な外的要因

プレーに影響を及ぼす外的要因はいくつか挙げられますが、個人的に発生頻度や影響の度合いが大きいと思える事項をランキング形式で挙げていきたいと思います。

(第一位)卓球台の弾み

個人的には、もっとも大きな影響を及ぼす要因だと考えています。

卓球台のボールの弾みは、台によってクセがあるため、それぞれ異なるものであるとしっかりと認識することが必要です。

また、ローカルの試合では台が水平でない場合も良くあるので、水平でない場合は卓球台の足の部分のネジを回して調整が出来るようであれば行いましょう。

【ポイント】
・『卓球台によって弾みは異なる』としっかり認識する。

・いつも同じ練習場の卓球台で練習している場合は、使っている台の弾みがプレーの前提になっていて、弾みが異なる卓球台で調子が落ちる可能性があるので要注意。

・ボールを置いて、自然に転がるようだと台は傾いている。

普段の練習では低くコントロール出来ているサーブが、実戦においては予想外にネットミスやバウンドが高くなってしまう事があります。もしかしたら卓球台の影響かもしれませんよ?

(第二位)ボールの種類(メーカーが異なる)

試合用のスリースターボールであっても、メーカーによって打球した感覚が異なってくるので普段使用していないボールだと調子を落とすことが良くあることです。

個人的な印象としては、試合では「ニッタク」と「バタフライ」のスリースターボールが使われることが多いと感じています。

「ニッタク」と「バタフライ」2種類だけを打ち比べても、打った感じがかなり違います。

【ポイント】
 自分が出場する大会の使用球が判明している場合は、試合前は使用球を使って慣れておくのがベスト。

(第三位)照明

照明の当たり具合によって、ボールが見やすさが異なってきます。一方のコートでは全く問題なく見えていたのに、コートチェンジした途端に見づらくてプレーがしにくくなることが良くあることです。

【ポイント】
 試合のコートが決まったら照明の具合を確認して、問題ないか確認しましょう。確認の際は、両サイドのボールの見さすさを確認します。

(第四位)湿度

少しの湿度の違いによってもラバーの摩擦力が変わります。特に表ソフトラバーや粘着ラバーなど比較的湿度に敏感な用具を使っている場合は、認識すべき事項です。

【ポイント】
 湿度が高く回転がかからない際は、どのようにプレーをするかを事前に決めておく。
 例:ループドライブは控える、フラット打ちを多くする等

私の場合、湿度が高い場合はフラットにボールを捉える打ち方を増やして、出来るだけ湿度の影響を受けないように工夫しています。

(第五位)エアコンの風

体育館は、卓球競技専用に設計はされていないので、エアコンの風が卓球台まわりに直撃していることがあります。卓球ボールは軽いのでエアコンの風が直撃すると動いてしまいます。

【ポイント】
・明らかに風でボールが動くようであれば大会本部に言ってコートの変更をお願いするのもあり。

・風が強い場合、投げ上げサーブのトスの落下地点が定まらないので控える。

(番外)ネットの高さ

試合ではないかもしれませんが、最近はラージボールが盛んになってきているので、卓球場のネットが高いままになっていることがあります。

大抵の方は、すぐに気づくと思います。ですが、ラージボールのネットの高さのまま40mmの練習をしている方をたまに見かけますので気をつけましょう。

3.対応策を考える

卓球に影響を及ぼす外的要因を認識して、出来る限りの対応をするのは大事なことです。

ですが、神経質になりすぎて、自滅してしまうのは非常にもったいないことです。

次に対応策を考えてみましょう。

(1)条件は同じである。

置かれている状況は、相手も同じです。いかにコートの条件を味方につけて、自分のプレーを出せるかが勝負だと言えます。

仮に自分のプレーが出来ずに残念な結果になったとしても、卓球台やボールのせいにしないようにしたいものです。

(2)楽しむ気持ちを忘れない

基本的に我々は、苦しむため卓球をしているわけではありません。どのような状況であろうと、いまここで卓球が出来ていることに感謝して、プレーを楽しむ気持ちを忘れなければ自分の力を発揮しやすくなる思います。

(3)事前に想定しておく

一度経験のある会場であれば、気になった点は記憶に残っていると思います。

特に照明については、事前に想定してフルセットでコートチェンジになった際に、見やすいサイドでプレーできるようにコートを選択するのも有力です。

【ポイント】
・どうしようもない外的要因を気にしすぎないようにすることが重要

・対応できる外的要因は、事前に対策を考えておく

4.さいごに

いかがだったでしょうか?外的用については他にも考えられますが、一般的な項目について挙げてみました。普段は、あまり気にしていないことはありましたか?

プレーに影響を及ぼしてしまう外的要因が多すぎると、実力を発揮することは難しくなってしまいます。

事前に想定できることであれば、対応策を講じた上で、相手より環境に順応できるのも実力の内だと思います。

卓球は、考えることがたくさんあります。試合当日に全てに対応するのは困難ですので、普段の練習から意識すると実力アップに繋がると思います。

以上となります。皆さまの参考になれば幸いです。

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まさぴー

卓球歴約40年。2011年に自宅を建築した際は、卓球台を置けるよう設計するほどの卓球好きです。今までの経験を活かし、これから卓球を始める方や中級者の方向けに役立つ情報を掲載していきます。

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