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【卓球】長年売れ続けるのには理由がある!コスパに優れたロングセラー用具6選(ラケット・ラバー各3種類)

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ロングセラーの卓球用具6選を紹介するアイキャッチ画像 用具レビュー・用具考察
【著者の略歴】

卓球歴: 40年以上(ベテランの視点から執筆)
戦型: 中国式ペン攻撃型(裏面打法を探求中)
運営者: 修士(物理化学)の経歴を持つ「卓球Lab」管理人。
ミッション: 用具の特性や技術のコツを独自の視点で言語化し、卓球の奥深さを伝える情報を発信しています。
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1.はじめに

卓球メーカーは毎年数多くの新製品を発売しています。その一方で、人気が伸びなかった製品は廃盤となり、数年で姿を消してしまうことも珍しくありません。

実際に、ネット上(日本語)で確認できる卓球用品だけでも、ラケットは600種類以上、ラバーは400種類以上存在すると考えられます。

そんな競争の激しい卓球用品の世界で、発売から長い年月が経過した現在でも販売され続けている定番商品があります。

長期間売れ続けているということは、多くのプレーヤーに支持され続けている証拠でもあります。

さらに近年はラケットやラバーの価格上昇が続いていますが、ロングセラー製品の中には、現在でも比較的手頃な価格で購入できる高性能な用具が存在します。

そこで今回は、初心者・中級者におすすめしたい「コストパフォーマンスに優れたロングセラー用具」を厳選しました。

  • ラケット:3種類
  • ラバー(裏ソフト):3種類

「長く使える用具を探している」「できるだけ予算を抑えたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。

2.厳選する条件について

今回は、長年にわたり販売が継続され、現在でも高い人気を維持している製品を対象として選定しました。(※価格:2026年5月末現在)

◎ラケット
・発売後、8年以上が経過している製品
・実売価格が10,000円未満
・グリップがシェーク(FL・ST)および中国式で展開されているもの

◎ラバー
・発売後、5年以上が経過している製品
・実売価格(定価)が、5,000円未満
※ラバーについては、特に製品の開発競争が激しいため、ラケットより短い5年としました。

【注意!】

各製品を紹介する際に、ネットショップで販売価格が確認できるようリンクを掲載しています。ショップによっては定価を超える価格で販売されていることもありますので、購入前には価格をよくご確認ください。

3.ラケット(厳選3種)

(1)マイエキストラオフェンシブ(ヤサカ)

実売価格 8,000~9,000円(定価:11,000円)(税込)

最初にご紹介するのは、ヤサカの「マイエキストラオフェンシブ」です。

このラケットは、もともと「馬林エキストラオフェンシブ」という名称で販売されていました。現在は名称が変更されていますが、ラケット構成や性能は基本的に同じです。
※発売年月は、「馬林エキストラオフェンシブ」の発売日(2008年)とします。

ラケット名の由来となった馬林選手は、北京オリンピック男子シングルス金メダリストとして知られる中国の名選手です。

トップ選手使用モデルは高額になる傾向がありますが、このラケットは実売価格8,000~9,000円程度で購入できるにもかかわらず、約18年にわたり販売が続いているロングセラーモデルです。

特に中国式ペンの人気が高く、多くのペンホルダープレーヤーに支持されています。

現在は廃盤となっている「馬林エキストラオフェンシブ」も流通在庫が販売されている場合がありますので、参考までにご紹介します。

(2)スワット(ヴィクタス)

実売価格 5,000~6,000円(定価:7,150円)(税込)

次にご紹介するのは、コスパラケットの定番として長年支持されている「スワット」です。

スワットは2010年にTSPから発売され、その後のブランド統合により現在はVICTASから販売されています。

発売から15年以上が経過していますが、現在でも実売価格 5,000~6,000円程度(税込)で購入できる非常にコストパフォーマンスの高いラケットです。

一般的に7枚合板は打球感が硬く、球離れが速くなる傾向があります。しかし、スワットは7枚合板でありながら球持ちが良く、スイートスポットが広いことが大きな特徴です。

また、全体的に尖った性能がなく、攻撃・安定性・扱いやすさのバランスに優れています。

打球感も比較的柔らかく、7枚合板としては非常に扱いやすいため、女性や中級者にもおすすめしやすいラケットです。

個人的には、7枚合板というよりも、むしろ弾みを強化した5枚合板に近い打球感だと感じています。

(3)SKカーボン(バタフライ)

実売価格 6,000~7,000円(定価:8,580円)(税込)

最後にご紹介するのは、「SKカーボン」です。先に木材ラケットを2本紹介しましたので、3本目は特殊素材ラケットを選びました。

SKカーボンは2017年に発売されたロングセラーモデルで、現在でも実売価格6,000~7,000円程度で購入できるコストパフォーマンスの高い特殊素材ラケットです。

このラケットは特殊素材「TAMCA5000(カーボン)」を搭載していますが、薄めのブレード設計と平均重量78gという軽さにより、高い操作性を実現していることが特徴です。

また、シェークハンドだけでなく中国式ペンもラインナップされており、今回の記事の選定条件にも合致しています。

特殊素材ラケットとしてはクセが少なく、木材ラケットから特殊素材ラケットへ移行したい選手にもおすすめできるラケットです。

バタフライ製の特殊素材ラケットは高価格帯の商品が多い中、SKカーボンは比較的手頃な価格で購入できる点も魅力と言えるでしょう。

木材ラケットと特殊素材ラケットの違いについて興味のある方は、以下の記事をご覧ください。

4.ラバー(厳選3種)

(1)V>11Extra(ヴィクタス)

実売価格 4,000~5,000円(定価:6,050円)(税込)

最初にご紹介するのは、2020年発売の「V>11 Extra」です。

V>11 Extraは、VICTASの人気ラバー「V>15シリーズ」の性能を継承しながら、新技術「ライトニングテンション」を搭載して開発された高性能ラバーです。

最大の特徴は、高い性能を維持しながら軽量化を実現したことです。

従来のV>15 Extraと比較して、シートとスポンジの両方で約10%の軽量化に成功しています。ラケットに貼った場合は片面で約5g、両面では約10gもの軽量化が可能であり、高性能ラバーでありながら重量増加を抑えられる点は大きな魅力と言えるでしょう。

また、最新のシート技術により、柔らかめのシートでありながら高いグリップ力を実現しています。そのため、回転性能と扱いやすさを高いレベルで両立しています。

発売から約6年が経過した現在でも人気が高く、性能・重量・価格のバランスに優れたロングセラーラバーと言えるでしょう。

特に、「ラケットが重くなりすぎるのが気になる」「高性能ラバーを使いたいが重量も重視したい」という選手におすすめの一枚です。

【豆知識】
ハイテンションラバーとは、ラバーを構成するゴム分子の間に、ゴムを緊張状態(テンションがかかった状態)にする特殊成分を混ぜて、ゴムの弾性を高めたラバーの事をいいます。

(2)ヴェガX(エクシオン)

実売価格 4,000~5,000円(定価:5,500円)(税込)

続いてご紹介するのは、2019年発売の「ヴェガX」です。

ヴェガXは、エクシオンの人気シリーズ「ヴェガ」の誕生10周年を記念して開発されたラバーです。

「ヴェガ」シリーズの中でも『ヴェガX』は、10周年記念モデルとしてXIOMの最新技術やノウハウが惜しみなく投入された意欲作となっています。

スポンジには長年高い評価を受けてきた「ヴェガプロ」の技術が継承されており、さらに上位ラバーで培われた技術も採用されています。

発売から6年以上が経過した現在でも高い人気を維持しており、性能と価格のバランスに優れたロングセラーラバーとして多くのプレーヤーに支持されています。

回転性能とスピード性能のバランスが良く、特にドライブ主体の攻撃型選手との相性が良好です。

また、上位モデルに迫る性能を持ちながら、実売価格4,000~5,000円程度で購入できる点も大きな魅力と言えるでしょう。

私自身、ヴェガシリーズは長年コストパフォーマンスの高さで評価されてきたと感じていますが、その集大成とも言えるのがこのヴェガXです。

「性能重視で選びたい」「長く使えるラバーが欲しい」という方におすすめの一枚です。

(3)ライガンスピン(ヤサカ)

実売価格 3,000~4,000円(定価:4,840円)(税込)

最後にご紹介するのは、2019年発売の「ライガンスピン」です。

ライガンスピンは、ヤサカの人気ラバー「ラクザ」シリーズと同じハイブリッドエナジー型を採用した裏ソフトラバーです。

ライガンで採用された「RIGANスポンジ」を継承しながら、トップシートを改良することで、より高い回転性能と威力を実現しています。

そのため、安定性を重視したライガンの扱いやすさを残しつつ、ドライブ時の回転量や攻撃力が向上しています。

発売から6年以上が経過した現在でも販売が継続されており、実売価格は3,000~4,000円程度です。

高い回転性能と安定性を備えながら、比較的寿命も長く、実売3,000円台から購入できる非常にコストパフォーマンスの高いラバーと言えるでしょう。

※定価を超える価格で販売しているショップにご注意ください。

5.今回選定した用具一覧

最後に、今回ご紹介したラケット・ラバーを一覧表でまとめます。

それぞれ特徴が異なりますので、用具選びの参考にしてみてください。

コスパに優れた卓球ラケットとラバーの比較一覧表

(1)ラケット

5枚合板 → 7枚合板 → 特殊素材ラケットという流れで選定しました。

(2)ラバー

軽量化技術 → 記念モデル → 価格重視という異なるコンセプトを持つラバーを選定しました。

6.さいごに

いかがだったでしょうか?

ご紹介したラケット・ラバーは、初中級者におすすめしたい用具が中心ですが、中にはハイエンド用具に引けを取らない性能を持つ製品もありました。

今回ご紹介した用具はいずれも長年にわたり支持されてきたロングセラー製品です。突出したクセが少なく、攻守のバランスに優れているため、多くのプレーヤーにおすすめしやすいと考えています。

もし、卓球仲間が今回ご紹介した用具を使用していたら、ぜひ一度試打してみてください。

用具選びで迷われている方の参考になれば幸いです。

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