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【卓球:ラケット】水溶性接着剤の基本と貼り方|経験者でも勘違いしやすいポイントとは?

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卓球ラケット用の水溶性接着剤の基本と貼り方、経験者でも間違いやすいポイントを解説したイラスト 用具レビュー・用具考察
【著者の略歴】

卓球歴: 40年以上(ベテランの視点から執筆)
戦型: 中国式ペン攻撃型(裏面打法を探求中)
運営者: 修士(物理化学)の経歴を持つ「卓球Lab」管理人。
ミッション: 用具の特性や技術のコツを独自の視点で言語化し、卓球の奥深さを伝える情報を発信しています。
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1.はじめに

卓球ラケットの木材面に、水溶性接着剤「FREE CHACK II」を垂らしている様子を描いた実写風イラスト。白くとろみのある接着剤がラケット表面に広がり、背景には接着剤チューブが並んでいる。右下に「Generated by AI」の表記あり。

みなさんは、ラバーを貼る時に、

  • ローラーで強く圧着している
  • 接着剤を厚塗りしている
  • 「たくさん塗った方が弾む」と思っている

そんな貼り方をしていないでしょうか?

実は現在主流の「水溶性接着剤」は、昔のスピードグルー時代とは性質がかなり異なります。

そのため、昔の感覚のまま貼ってしまうと、

  • ラバーが縮む
  • 性能が低下する
  • ラケットが重くなる
  • 剥がしにくくなる

といった問題が起きることがあります。

しかも厄介なのは、こうした貼り方は初心者だけではなく、経験者でも勘違いしているケースが意外と多いことです。

そこで今回は、

  • 水溶性接着剤の基本的な特徴
  • 「サラサラ系」「トロトロ系」の違い
  • ラバーを貼る時の注意点
  • ローラー使用がNGと言われる理由

などについて、初心者向けにわかりやすく整理してみたいと思います。

2.ラバーの貼り方

ラバーの貼り方については、卓球メーカーや専門ショップのサイトで詳しく紹介されています。

特に初心者の方は、

  • 接着剤の量
  • 貼り付ける位置
  • 空気の抜き方
  • カット方法

などで迷いやすいため、一度基本的な貼り方を確認しておくのがおすすめです。

また、ラバーの貼り方によっては、

  • ラバーが縮む
  • 接着力が弱くなる
  • 打球感が変わる

といった影響が出ることもあります。

今回は主に「水溶性接着剤の特徴」や「貼る時の注意点」について解説しますが、基本的な貼り方については、以下のメーカー・専門ショップの解説ページも参考になります。

ラバーの貼り方|卓球初心者ガイド|知る・学ぶ|バタフライ卓球用品
※バタフライHP 「初心者ガイド ラバーの貼り方」より引用

トランスポーツ楽天市場店【卓球ラバーの貼り付け方】
ネットショップ 「トランスポーツ」 「卓球ラバーの貼付け方」より引用

3.接着剤の特徴について

現在、販売されている主な水溶性接着剤の一覧です。

卓球ラバー用の接着剤と接着シートを比較した一覧表のインフォグラフィック。黄色の見出しで「メーカー」「商品名」「性質」「塗りやすさ」「接着剤のはがしやすさ」「備考」を整理し、右下には卓球ラケットと卓球ボールのイラストを配置。下部には「2026年3月現在」と「Generated by AI」の表記がある。

初心者の場合は、比較的ムラなく塗りやすい「サラサラ系」を選ぶと扱いやすいケースが多いと思います。

一方で、何度もラバーを貼り替える方は、「トロトロ系」の方が接着剤の膜を剥がしやすいため、好んで使用する方もいます。

(1)水溶性接着剤の性質について

水溶性接着剤は、大きく分けると「サラサラ系」と「トロトロ系」の2種類に分かれます。

①サラサラ系の特徴

  • サラサラしているのでムラなく塗りやすい
  • 接着剤の層を薄くしやすいため、ラケット重量をやや軽くできる
  • 乾燥後にできる接着剤の膜が薄いため、剥がす時はやや剥がしにくい

②トロトロ系の特徴

  • 粘度が高いため、均一に塗るには少し慣れが必要
  • 接着剤の層が厚くなりやすく、ラケット重量がやや重くなる
  • 接着剤の膜が厚いため、剥がす時は比較的剥がしやすい

(2)参考(接着シートについて)

メーカーによっては、接着剤ではなく「接着シート」を販売しています。

「接着シート」は、簡単に言うとラバー貼付け用の両面テープのようなものです。

主な用途としては、スポンジがない「一枚ラバー」の貼付けに使用されます。

通常のスポンジ入りラバーにも使用できますが、

  • コストが高い
  • 剥がしにくい
  • 打球感が変わる場合がある

などの理由から、一般的には水溶性接着剤を使用するケースが多いです。

実際、私も実験的にスポンジ入りラバーへ接着シートを使用したことがありますが、特別なメリットはあまり感じませんでした。

4.サラサラ系、トロトロ系どちらの性質を使うべき?

ここまで説明したように、水溶性接着剤には「サラサラ系」と「トロトロ系」があります。

初心者の場合は、比較的ムラなく塗りやすい「サラサラ系」の方が扱いやすいと思います。

一方で、ラバーを頻繁に貼り替える方の中には、接着剤の膜を剥がしやすい「トロトロ系」を好む方もいます。

あくまで一例ですが、以下のように考えると選びやすいと思います。

(1)サラサラ系が向いている人

  • ラケット重量を軽くしたい人
  • 接着剤をムラなく塗る自信がない人
  • 一度貼ったら、ラバー交換まで貼り替えない人

サラサラ系は接着剤の層を薄くしやすいため、ラケット重量を少し軽くしやすい特徴があります。

(2)トロトロ系が向いている人

  • ラケット重量をあまり気にしない人
  • 接着剤をきれいに塗ることに慣れている人
  • ラバーを何度も貼り替える人

トロトロ系は、乾燥後の接着剤の膜が厚くなるため、貼り替え時に剥がしやすい特徴があります。

ちなみに私は中国式ペンラケットを使用しており、ラケット重量をかなり気にしているため、現在はサラサラ系を使用しています。

さらに、コスパ面も優秀なので、「フリーチャックⅡ(バタフライ)」を愛用しています。

5.ラバーを貼る時の注意点

ラバーを貼る時は、接着剤選びだけではなく、「貼り方」そのものも重要です。

特に初心者の方は、

  • 空気を抜こうとして強く押し付ける
  • 接着剤を厚く塗りすぎる

といった失敗をしやすいため注意しましょう。

(1)ラバーを貼る時のローラー使用はNG?

接着剤が乾いた後、ラバーを貼る時にローラーやラバークリーナーなどの円筒形の道具を使う人がいます。

確かに、空気が入るのを防ぎたい気持ちはよく分かります。

ただし、強く押し付けながらラバーを伸ばすように貼るのはおすすめできません。

ラバーを引っ張った状態で貼ってしまうと、後から少しずつ縮み、本来の性能が低下する原因になるためです。

軽く空気を抜く程度なら問題ありませんが、過度に圧着しながら貼るのは避けた方が良いと思います。

(2)接着剤は薄く塗る

昔の「スピードグルー時代」は、接着剤を何度も重ね塗りして反発力を高める使い方が流行していました。

しかし、現在主流の水溶性接着剤では、厚塗りは逆効果になるケースがあります。

水溶性接着剤を何度も重ね塗りして厚くすると、接着剤の層が厚くなり、ラバー本来の打球感や反発力が低下することがあります。

基本的には、「必要最小限を薄く塗る」を意識した方が良いでしょう。

【留意点】
テンション系ラバーのスポンジは気泡が多く、接着面が少ないため剥がれやすい場合があります。

  • 一度塗る
  • 乾燥させる
  • もう一度薄く塗る

という方法が推奨されることがあります。
一方で、トロトロ系は接着力が強いため、一度塗りでも十分なケースが多いです。

6.まとめ

今回の「水溶性接着剤」のお話はいかがだったでしょうか?

現在の水溶性接着剤には、

  • サラサラ系
  • トロトロ系

といった違いがあり、それぞれ特徴が異なります。

初心者の場合は、まず「ムラなく薄く塗る」ことを意識するだけでも、かなり失敗を減らせると思います。

また、

  • ローラーで強く圧着しすぎない
  • 接着剤を厚塗りしすぎない

といった点も重要です。

特に昔のスピードグルー時代の感覚で貼ってしまうと、現在の水溶性接着剤では逆効果になるケースもあります。

私が、実際にラバーを貼り付けている様子はこちら

以上となります。みなさまの参考になれば幸いです。

※以下は、卓球メーカー「バタフライ」による注意喚起です。

卓球メーカーバタフライ社による、水溶接着剤の貼付け時の注意喚起
参照元:バタフライ

●初心者の方にお勧め(コスパ重視・薄塗の場合)

●ラバーの張り替えが多い方向け

●その他おすすめ

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  • ラケット削り方
  • ラバー選び
  • 木材・カーボンの違い

なども興味がある方は、以下の記事もどうぞ。

コメント

  1. akami より:

    コメント失礼いたします。
    テンションに塗る時の留意点に書いてある、サラサラ系を厚塗りする話については、どこに掲載されていたお話なのでしょうか?
    確かに剥がれやすくて困っていた面はあったため、気になります。

    • まさぴー(Masapi) まさぴー より:

      akamiさま
      コメントいただきありがとうございます。
      ご質問いただました件について回答いたします。
      本件に関する情報は、バタフライが発行していた「卓球レポート(現在は廃刊)」に掲載されていました。
      水溶接着剤にルール変更してころの記事になります。記事のスクラップを保管していますので、記載されていた内容を参考までにお知らせします。
      ※当該ページのスクラップは保管していますが、当該ページには何年何月号の記事かは記載がありません。申し訳ないのですが、掲載時期は不明です。当該ブログにも記事を引用しましたのでご覧ください。
      (以下、卓球レポート当該ページ抜粋)
      バタフライからの重要アドバイス
      接着剤は必ず薄く塗ってください
      プレーヤーのみなさんカンチガイしています。
      水溶接着剤はあつくぬればぬるほど弾まなくなります。必ず薄く塗りましょう
      バタフライ研究開発チームの精密実験では、「フリーチャック」をあつくぬったときは、うすくぬったときに比べて、7.26%弾まなくなることがわかりました。

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