1.はじめに
みなさんは、体幹トレーニングや筋力トレーニングはやっていますか?
私の場合は、大学生の時までは卓球部だったので、部員みんなでメニューを組んでやっていました。
ですが、社会人となると週1~2回の卓球の練習だけで運動した気になって、定期的なトレーニングはやらずにいました。
さすがに学生時代の自分の動きとはかけ離れたキレの悪いプレーをしていることに、自分自身では気づいてはいました。
そこで、気になっていた体幹トレーニングに40歳になったころから取り組み始め、約10年が経過したので、取り組んだトレーニング法や卓球に与えた効果などを紹介します。
2.『木場克己』氏の体幹トレーニング
木場克己氏は、サッカーの長友佑都さんなどの多くのアスリートを指導しておられる有名なトレーナーです。
その木場氏の書籍「KOBA式体幹トレーニング」は、「ストレッチ+体幹トレーニング」プログラムから構成されています。
私は、木場氏の書籍「体幹力を上げる コアトレーニング」を購入し、一番簡単な初級編から取り組んだのです。
トレーニングは、1日約30分のメニューになっており初級編は無理なく取り組める内容でした。
購入した書籍には、半年間継続した人の成功体験が書かれており、内容が良いことだらけだったので、意地でも半年間は試してみたくなっていました。
3.「体幹力を上げる コアトレーニング」(木場克己)
本書は、器具は使用なしで、いつでも取り組むことが出来ます。
序章:基礎知識
1.ストレッチのやり方
2.1日30分の体幹トレーニング初級編
3.中級編
4.上級編
5.動作別能力UPの体幹トレーニング
6.これが長友佑都の体幹力
7.おすすめの体幹トレーニングギア
・体幹トレーニングは、足や腕の筋力トレーニングはありません。
・初級・中級・上級それぞれに9種類のレッスンが記載されています。
・どのレッスンも写真入りで、意識すべき部位、要領、キープ時間などが記載されています。
4.「KOBA式体幹トレーニング」の効果
2~3ヶ月継続したころには、明らかに自分のプレーの質が向上してきている事が感じられました。
特にフォアドライブの威力が増して、ブロックの固い相手には簡単にブロックされていたボールが、オーバーミスを誘えるようになっていました。
また、バックサイドに回り込んでフォアドライブを強打するときも、軸がしっかりしたためか以前より楽に打てるようになっていました。
そして、半年間継続したころには完全に習慣化してしまい、止めるのが気持ち悪く感じるまでになっていました。
私も場合は、初級編を3か月継続したくらいで初級編のトレーニングに飽きてきたので、以降は中級編に取り組んでいます。
※上級編は、きつかったので数回しかトライしてません。
5.まとめ
これまで、地道に取り組んできた結果、自分としては以下のような効果があったと考えています。
(1)卓球のプレーの質の向上(動きのキレが格段に良くなった)。
特に効果を感じたのは、バックサイドに回り込んだ時に身体がぶれなくなったことです。
また、身体の軸がしっかりしているためか、ボールに力伝わっている感覚がありました。
(2)体調を崩すことが激減した。
体幹トレーニングとは直接は関係ないかもしれませんが、定期的なトレーニングで生活習慣が改善し、明らかに姿勢が良くなったことが要因だと思っています。
今回紹介したトレーニングは、初級編であれば年齢に関係なく取り組めると思います。
以上、私が取り組んだ体幹トレーニングに関する経験談でした。
なお、書籍「KOBA式体幹トレーニング」は、2011年発行です。今でも書店で販売しています。
参考になれば幸いです。
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