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【卓球】裏面打法の壁|練習では打てるのに試合で使えない理由

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アイキャッチ画像【卓球】裏面打法の壁|練習では打てるのに試合で使えない理由 裏面打法
【著者の略歴】

卓球歴: 40年以上(ベテランの視点から執筆)
戦型: 中国式ペン攻撃型(裏面打法を探求中)
運営者: 修士(物理化学)の経歴を持つ「卓球Lab」管理人。
ミッション: 用具の特性や技術のコツを独自の視点で言語化し、卓球の奥深さを伝える情報を発信しています。
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1.はじめに 

ペンホルダープレーヤーにとって、『裏面打法』は非常に有効な技術です。

練習では問題なく使えるのに、試合になるとなかなか使えない。

そんな経験はないでしょうか?

私も長い間そうでした。

原因は、裏面打法が打てないからではありません。

勝ちたいからこそ、もっと自信のあるフォアハンドドライブを使ってしまうのです。

特に、片面ペンホルダープレーヤーだった方ほど、この壁にぶつかりやすいと思います。

しかし、その選択を続けている限り、裏面打法は試合で使えるようになりません。

本記事では、私が経験した「裏面打法の壁」についてお話しします。

2.『裏面打法』メリット

私が考える裏面打法の主なメリットは次のとおりです。

  • バックハンドでも回転をかけやすく、プレーが安定する
  • 独特な回転や軌道になり、相手が対応しにくい
  • チキータなどレシーブの選択肢が増える
  • フットワークに頼りすぎずにプレーできる
  • 従来の片面バックハンドより攻撃の幅が広がる
  • なんだかんだ言って格好いい

特に私が大きいと感じているのは、フットワークに頼りすぎなくてよくなることです。

ペンホルダーはフォアハンド主体のプレースタイルになりやすく、年齢を重ねるとフットワークの負担が徐々に大きくなります。

しかし、裏面打法を使えるようになると、無理に回り込まなくても攻撃できる場面が増えます。

その結果、プレーの幅が広がり、試合運びにも余裕が生まれるのです。

3.なぜ試合では『裏面打法』が使えないのか?

イラスト 猫に卓球ボールが飛んできているイラスト

理由は明白です。

ミスするのが怖いので、無意識のうちに裏面打法の使用を避けているのです。

特に、昔からオールフォア主体でプレーしてきたペンホルダーは、この壁にぶつかりやすいと思います。

私自身もそうでした。

バック側にチャンスボールが来ても、裏面打法ではなくフォアハンドで回り込んで攻撃してしまうのです。

なぜなら、フォアハンドドライブは長年使い続けてきた自分の最大の武器だからです。

試合では勝ちたい。

得点したい。

だからこそ、成功率の高い得意技を選んでしまいます。

しかし、その選択を続けている限り、裏面打法はいつまでたっても試合で使えるようになりません。

裏面打法を身につけるためには、ある程度のミスや失敗を受け入れる覚悟が必要なのです。

この段階で諦めてしまう方も少なくないと思います。

4.壁を越えると世界が広がる

私も実戦で裏面打法を使えるようになるまでに数年かかりました。

ですが、一つだけ断言できることがあります。

裏面打法を緊張する試合でも使えるようになると、確実にレベルアップし、卓球がさらに楽しくなります。

最大の理由は、相手に的を絞らせないプレーができるからです。

卓球は、どんなに速いボールや強い回転を打てても、相手に予測されると対応されてしまいます。これはレベルが上がるほど顕著になります。

その点、裏面打法には次のような特徴があります。

  • 相手が慣れていない回転
  • 相手が慣れていない軌道
  • 相手が慣れていないタイミング

つまり、相手を自分の得意な土俵に引き込みやすくなるのです。

実際、今の私は勝負どころでバックサイドに来たボールを、何が何でも回り込んでフォアハンドで攻撃してくる選手をそれほど怖いとは感じません。

なぜなら、次のプレーを予測しやすいからです。

一方で、フォアハンドだけでなく裏面打法も使って攻撃してくる選手は非常に厄介です。

回り込みを警戒していると裏面打法が飛んできて、裏面打法を警戒していると今度はフォアハンドが飛んできます。

選択肢が増えることで、相手はプレーの予測が難しくなります。すると相手は本来のリズムでプレーできなくなり、こちらのペースに引き込みやすくなるのです。

5.壁を越えるまでが大変

しかし、この魅力的な技術には大きな壁があります。

試合で使えるようになるまでに時間がかかることです。

最初のうちはミスが増えます。

今まで勝てていた相手に負けることもあります。

私も何度も「やっぱりフォアハンド主体に戻そうかな」と思いました。

ですが、その壁を乗り越えなければ、裏面打法はいつまでたっても試合で使えるようになりません。

バック側に来たボールに対して、考える前に裏面打法が出るようになれば大きな一歩です。

そこまで到達すると、プレーの幅は一気に広がります。

手前味噌ですが、今の私は裏面打法を使えなかった頃の自分に負ける気がしません。

以前は20連敗近くしていた超苦手な練習仲間にも、今では優位に戦えるようになりました。

裏面打法を習得する道のりは決して簡単ではありません。

目の前の1点や1試合だけを考えれば、得意なフォアハンドで攻撃した方が勝てる場面もあるでしょう。

ですが、その選択を続けている限り、裏面打法はいつまでたっても自分の武器になりません。

私は、裏面打法の習得とは「目の前の勝利」と引き換えに、「将来の大きな財産」を手に入れる作業だと思っています。

目先の勝敗だけを考えれば遠回りに見えるかもしれません。

しかし、その経験は必ず将来の自分を助けてくれます。

6.試合で使うための練習方法

卓球ラケット  日本式ペン(左)、中国式ペン(右)
日本式ペン(左)、中国式ペン(右)

裏面打法を試合で使えるようになるためには、フットワークを取り入れた実戦的な練習が効果的です。

特に、ランダム性を加えた練習は試合での対応力向上につながります。

具体的な練習方法については、以下の記事で詳しく紹介しています。

7.まとめ

裏面打法を習得すれば、特に長年片面ペンホルダーでプレーしてきた方にとっては、まさに「世界が広がる」と言えます。

練習では打てるのに試合で使えないと悩んでいる方は、ぜひ勇気を持って挑戦を続けてみてください。

また、試合で使いやすい裏面打法の技術については、以下の記事で詳しく紹介しています。

以上、参考になれば幸いです。

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